そんなに考えなくてもいいと思う

しかし、考えることをやめられない。今の目標は、考え過ぎて動けないから動きながら考えるへのチェンジです。

結婚についての考察

今年結婚したという職場の人に、

その人と結婚した理由を聞きました。

答えは

 

 

お互いの実家が近かったから

 

というものでした。

 

性格や外見でもなく住んでいる場所というのが衝撃的でした。

これを聞いた時、ある漫画を思い出しました。

 

 この中で、モテテクとかバカらしい、素の自分を好きになってくれる人じゃないと意味がないと言う30過ぎで独身彼氏なしの薫子さんが、

理想の結婚の為に日々努力をし、モテテクもナチュラルにこなし、男を落とし、めでたく結婚したサエコさんに

「どんな男にもウケる 最強の女子はどんな女なのか」

とたずねるシーンがあります。

これに対するサエコさんの答えは

「近くに住んでる子」

でした。

最寄駅が一緒、沿線が同じ、は食い付きがいい。

地元が同じとかも絶対デートに誘われるとサエコさんは言う。

理由は身近に感じるから、らしい。

 

これを思い出しました。

「近くに住んでる」というのは、男ウケどころか結婚までいける

無敵の要素のようです。

大学の同級生も実家が近かったからという理由を挙げて、結婚していました。

 

結婚になると、「近くに住んでいる」ということが、身近に感じるというよりも、

相手の育った環境、両親はどんな人かがある程度予想できるのも大きいんじゃないのかな、と推察します。

 

ここまでのサエコさんの意見と私の推察をざっとつなげると

 

地元が同じということで最初から話が盛り上がって、親近感がわく。

つきあっても、相手のバックボーン&周辺の環境を予想できる

この人と結婚したらどんな家庭を築けるのか想像しやすい

結婚

 

ということでしょうか。

もちろん、家が近くても結婚しなかったカップルや、遠距離を見事成就させ結婚したカップルもいるので、「家が近い」は単なる要素に過ぎません。

でも、「地元志向」が強い人にとっては重大な要素のようです。

先の二人も地元から離れるつもりは毛頭ないようでした。

 

 

私の周りでここ1,2年で5組結婚しました。

私は彼・彼女らに尋ねました。

 

「いつ結婚を意識したのか」

 

答えは以下です。

 

・「遠距離だったが、彼が戻ってきてプロポーズしてくれたとき」

・「会った瞬間に、この人と結婚するんだろうなって思った」

・「付き合うときに『いつになるかわからないけど結婚しよう』と言われた」

・「付き合うときには結婚すると決めていた」

・「結婚するならこういう人とという自分のイメージにぴったりだった」

 

へい。

へいへい。

なんてことだ。

一番最初以外、付き合う=結婚じゃないか。

付き合う以前から結婚を意識していたものまである。

おかしいな。

「俺が結婚を決めた瞬間」ってな感じで

風邪で弱っているときに看病してくれた様子にこの人が奥さんならいい、とか

 冷蔵庫のあるものでパパッと料理を作ってくれたとき、みたいなのがないのか。

あれは都市伝説か。

それともネタか。

どこかにあるはずだ!やる気スイッチのごとく結婚スイッチが!!!

 

とにかくその結婚スイッチが押された瞬間がなんとももやっとしているので

全く腑に落ちず思考を巡らせていました。

冷静に考えれば社会人になってから付き合えば、

濃度の差はあれ「結婚」は初めから意識するものでしょう。

 しかし、会った瞬間に結婚を考えるのは何か理由があるだろう。

おそらく本人の考えている「結婚の条件」があって、それを表していたから

「この人だ!」って思ったはずです。

その「結婚の条件」を聞いているのですが、なぜかみんなはっきりとしない。

その瞬間は「この人だ!」だけだろうけど、後々考えたら

「そういえば、こういうところに惹かれた」だの言葉にできる部分があるでしょう!

その部分を聞きたいんだ!!

なのに出てこない!

ホワイッ?!

ミステリー!

 

なぜ?!

なぜあなたたちは結婚したの?!

何がそうさせたの?!

 

ってぐるぐる考えていたらポンって出てきた。

 

好きだから付き合って

もっと好きになったから結婚したんだよ

 

はっ!

シンプル!

飛躍してる!

そして納得!

 

恋から愛に変わるとか言いますからね。

人それぞれだよ、結婚なんて。

お互い感謝して、笑いあえる時間が少しでも長ければいいんだよ。

 

・・・いいのかこんな結論で。