怪物、徳川治済
十一代将軍、家斉の時代です。
ここから将軍が男になります。
怖い。
家斉の母、治済怖い。
背筋に寒気が走る怖さ。
感情の起伏が少なくて淡々としていて、「嘘をつき通せば誰もわからない。馬鹿馬鹿しい」と死に際の母親に言い捨てるところなど怖いことこの上ない。
いや、もっと怖かったのは間違ってカステラを送り続けてしまった後の「しもうた、しもうた」だ。
反省するのそこ?!
もっと緻密な策略をめぐらせているかと思えば、そんな凡ミスをする。
そこがゲームをしているみたいで怖い。
別に大したミスじゃないし、何回でもやり直せるし、みたいな?
ひぃっ。
その怖さに周りの人間が気づくもすでに遅し。
あああああぁ・・・どうなる?!大奥どうなる?!
そして、幕末に向かってます。
激動の時代になります。