勉強はどうした
子供のころよく野原で遊んでいました。
草むらをかき分けて鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり。
そんな時、気づいたら服にくっついている植物がいました。
丸っこくてとげとげしていて、簡単には取れないアレです。
この中のオナモミですね。
http://www.geocities.jp/mc7045/sub226.htm
なかなか取れずに、イライラしました。
全部取ったと思ったら、まだくっついていたことも多々ありました。
図書館で何気なく目にとまった本
を読んでいたら、その「服にくっつく植物」を
山梨では「バカ」と呼ぶと書いてありました。
私は衝撃を受けました。
「バカ」と呼ぶことにではありません。
それが方言だということにです。
そうです。私、山梨出身なんです。
小学生のころ「服にくっつく植物」をなんの疑問に持たず「バカ」と呼んでは
「バカ」をつけている同級生をからかいました。
そして、私もからかわれました。
あれが方言だったとは・・・!!!
もちろん正式名称だとは思っていません。
長い名前があって言いにくいから愛称として「バカ」と呼んでいると思っていました。
まさか方言だとは思いませんでした。
両親に
「服にくっつく植物をなんて呼んでた?」
と確認したところ、ふたりとも
「ひっつき虫」と回答しました。
両親ともに山梨出身ではないので、やはり「バカ」が方言だと確信しました。
服にくっつく植物を総称して「ひっつき虫」と呼ぶのも初めて知りました。
そうか・・・「バカ」は方言だったのか・・・