男女間の友情は成立するか
ラジオを聴いていたらこんなテーマを取り上げていました。
おそらく誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
ではまず、友情とはなにかという定義からしたいと思います!
さくっと辞書で調べました。
精選国語「友達の間で相手の立場を尊重し、思いやる心」
広辞苑「友人間の情愛」
質問の仕方が悪くてすみません。
あの、じゃあ友達って何ですかね?(小学生になった気分だ)
精選国語「志や行動などをいっしょにして、いつも親しく交わっている人々」
広辞苑「親しく交わっている人」
はい、このままいくと「親しくとはどのくらいか」っていう質問地獄に陥るので、
ここらへんでやめます。
●男女間の友情のボーダーライン
ラジオで示されていたのをざっくりまとめると
・裸でいてもなにも起こらない
・性的魅力を感じない
を双方ともに持っているということでしょうか。
どちらかがこのままあわよくば・・・って考えていたら友情は成立しないでしょう。
他にも
・見返りを求めない
というものも挙げられていました。
これが真の友情に格上げされるとさらに
・家族に紹介できる
・二人で旅行に行ける
というものも加わるようです。
・・・恋人みたいですね。
まぁ、確かに家庭を持っている人が異性と旅行に行ったら・・・
いくら友達と説明されても納得できません。
そうなると、異性の親友は難しくなりますね。
少しズレますがこういうのもあります。
友達ーその人の幸せを願える
好きな人ー自分が幸せにしてあげたい
『CRAZY FOR YOU』という漫画で主人公が言っていたものです。
なるほど。
この漫画は恋に友情に悩む高校生たちをときには重っ苦しく、
ときには爽やかに描いております。
主人公のさっちゃんを好きになる赤星君が!赤星くんがいいんですよ!!
違う。すみません。逸れました。
●立場と環境で変わる
男女それぞれの友情感も異なってくるようです。
男性は基本的に女性を「異性」として見るので、友情とは思いにくい。
片や女性は友情から入ると、その後「異性」として見ることはあまりない。
説明しますと、
男性は「いいな」と思った女性に「まずは友達から始めませんか?」と
声をかけたとします。
女性の方は「この人恋愛対象じゃないなーまぁ、友達からならいいか」と考え
友達だと思って「いいですよ」と答える。
その後二人は「友達」としてうまくいくも、恋人にはならない・・・と。
女性は友達と思っていても、男性は違う、と。
へぇ。
すれ違ってますね。
でも、基本的に「友達から」って言っている時点でもう友達ではありませんよね。
がっつり見返り求めてるやん。
女性の方も「友達」だなんて思ってませんよね?
・・・建前友達!
他には
社会に出てから知り合っての男女に友情は芽生えにくい
というのもあるそうです。
小さいころから知っているなら友情を持てるかもしれない・・・と。
出会ったタイミングで友達になれるか否か変わってしまうのかぁ。
●永遠の友情でないとするなら
そもそもになりますが、同性同士でも友情って自然に消滅することがあります。
嫌いだったのに仲良くしてるというのもあります。
いろんな変遷を友情はたどるわけです。
だから、男女に限定しても友情は成立するんじゃないかな。
後から見たらあれは友情じゃなかったって気づくかもしれないけど
そのときは本気で友情だと信じてたりするでしょう。
つき合ってたけど今は友達というのもあるでしょう。
周りは信じてなくても本人たちはそう思っていたり。
これらは本質的な友情ではないかもしれませんが、
広義の友情に入るのではないでしょうか。
ものすごく私見になりますが、男女に友情が成立しないとなると
私は息苦しい。
恋愛対象か否か!
でしか線引きされないのは、すんごくつまらない。
と、言っておきながら10年後には
「男女間の友情なんて成立しないよ。あり得ないあり得ない」
と達観しているかもしれません。