ダイエットの敵は家族だ
母のダイエットは順調に進んでいます。
間食もせず、運動を頑張っています。
でも、そんな時に限って悪魔の声がささやくんですよね。
父がシュークリームを買ってきました。
余計なことをっ。
しかもおいしいお店ので賞味期限が次の日まで。
当然母の心は揺れ動きます。
食べられないのは精神的につらいです。
ストレスがたまってしまっては意味がありません。
しょうがないので食後すぐに食べることを条件としてOKを出しました。
母は嬉しそうにしていました。
まぁ、長期戦だしダラダラ食べるわけではないからいいだろうとほほえましく見ていました。
次の日、母は食後にこそこそと甘いものを食べていました。
心の中で頭突きです。
「食後すぐだったらいいでしょ!」
「いいわけあるか!昨日は特例だ!特例が毎日あったら特例じゃないでしょ!何のために間食しないんだ!」
不貞腐れる母。
あきれる娘。
シュークリームを買ってきた父が憎い。
私の好きなチョコが安売りしてました。
あまり食べられないのでうれしくて買いました。
私に間食制限はないので普通に食べます。
母が見ていました。
「1個もらっちゃった♪」
とチョコを食べる母。
心の中でラリアットです。
「1個くらいいいでしょ?!」
「その1個があああ!!!今日までを作ってきたんだあああ!!
その1個がああああ!!脂肪を作ってきたんだあああ!!
その1個があああ!!これからの自分を作るんだあああ!!!
1個だろうが何個だろうがだめだあああああ!!!」
母は「そんなに言わなくてもいいじゃない」と大げさに泣きながらチョコを食べました。
誤解のないように言っておきますが、自分のチョコを食べられたから怒り狂っているわけではありません。
・・・若干ありますが。
でも、1個を許すとズルズルいってしまうのが人間です。
心を鬼にしなければなりません。
そして、浅はかにもチョコを買ってきてしまった自分に反省です。
目の前にあるのに食べられないってつらいということを忘れてました。
母よ、すまぬ。
こんな波を超えて今は穏やかにダイエットにまい進している母です。
母よ、ファイトだ。