そんなに考えなくてもいいと思う

しかし、考えることをやめられない。今の目標は、考え過ぎて動けないから動きながら考えるへのチェンジです。

私は同窓会らしい同窓会に行ったことがないです

久しぶりに電車に乗ったので人間観察をしていました。

不審者と呼ばれても仕方がないでしょう。

「何をしていたんですか?」

「えっと、人間観察を・・・」

「は?盗撮?」

「いえ、撮影はしていません!だから、人を見てあれこれと妄想を・・・」

「駅事務室で話を聞くから、来なさい」

どうシミュレーションしても私は逃れられません。

 

普段ならファッション☆チェックをするところですが、

人が多くてファッションどころではありません。

頭しか見えません。

 雰囲気だけの人間観察の始まりです。

 

私の斜め前にいたカップル。

ぱっと見20代後半です。

20代後半・・・都会ならまだしも田舎ではカップルで電車ってあまりないと思います。

新幹線は別ですが。

というのも車は必需品なので。

学生や新社会人の車を持っていないカップルが乗っているというのは、ちらほら見かけ・・・・あれ?カップル自体少ない?という事実に気付きました。

おかしいな。

私が気づいてないだけでしょうか?

「っは!リア充めが!」

と、無意識に視界から排除していたのでしょうか。

 そうだとしたら私の抱える闇は深いです。

 

なぜ、このカップルは電車なのでしょうか。

①車を持っていないから

②目的地が駅から近い&駐車場がないため

③ドライブに飽きて新鮮さを求めて

 

①かなぁ。

理由としては一番ありそうですが。

雰囲気からしてつきあって半年ぐらいだと推測しました。

付き合いたての初々しさはない。

かといって1年以上の「なじみ感」がない。

ということでその過渡期の半年と見たわけです。

あ!!

お酒飲むのかな?!

だから電車?!

なるほど。

 

ということで結論。

 

付き合って半年経つミエコとマサヒロは、いっしょに同窓会に行くことに。

そう。実は二人は高校時代の同級生なのだ。

偶然、仕事関係で再会した二人は思い出話に花が咲き、いつの間にか付き合うことになった。

「同窓会どうする?」

「え?行くよ。その日休みだし」

「じゃあ、一緒に行く?」

「え?あぁ・・・うん」

マサヒロは「ハズくね?」と思ったが口には出せなかった。

ミエコはそんなマサヒロの心情を知っていたが、そろそろ外堀を埋めて結婚まで持ち込みたかった。

かつての同級生がつき合ってると知ればはやし立てるだろう。あいつらは。

二人は同窓会に行くため電車に乗った。

 

そんな計略を巡らせなくても「好きだから一緒にいたい」じゃだめなのかっ?!

だめなのか、ミエコ?!