そんなに考えなくてもいいと思う

しかし、考えることをやめられない。今の目標は、考え過ぎて動けないから動きながら考えるへのチェンジです。

あなたの夢を あきらめないで

 

 本の内容には、このタイトルの答えは書いてありません。

本書の冒頭でも

本書は、「夢をかなえる方法」について、徹底的に調べ、徹底的に実践し、そして徹底的に考えて生まれた本です。研究の結果わかった「夢をかなえる方法」について詳しくまとめてあります。

つまり、これは「どうやったら夢をかなえられるか」という本であって、決して「働かないで年収1億円を得る方法」を教えてくれる本ではありません。

・・・なんだ、1億円は手に入らないのか・・・と、読み終わって肩を落としました。

 

本書の要点は

・夢を叶えられていないあなたの考え方は間違っている!自己流なんてクソみたいなもの捨てろ!価値観なんて破壊しろ!本気で夢を叶えたければ、成功している人間のまねをしろ!つまり、この本を素直に忠実に実行しろ!わかったか!

・よい情報を得たら、必ず人に教えろ!一人占めするな!なぜなら、返報性の法則でよい情報をくれた人に恩を返したくて、人はさらによい情報をあなたにくれるからだ!つまり、この本を人に教えろ!わかったか!

です。

・・・少し勢いをつけてみましたが、これくらいのエネルギーは込められていると思います。

 

確かに、この本の通りに実行すれば夢はかなうでしょう。

具体的な方法も書かれていますし、精神的なことではなくて健康を維持するための食べ方や運動の仕方が書いてあります。

夢を叶えるには健康な体が必要ということです。

でもなぁ・・・これ面倒くさいなぁ・・・

あ、著者のお叱りの声が聞こえる。

読んだ後の違和感が「挫折した場合が書いてないなぁ」です。

挫折するほどの方法でもないのか、そもそも挫折するわけがないのか。

今まで夢を叶えれなかった人間の挫折力を甘く見ている気がします。

というわけで、この本の通りに実行するなら以下の著書を読むといいです。

 

スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室

 

 予定通りできなくても自分を責めない。

責めることがさらなる「できない」を生み出す。

「できる」にしたいなら、出来た部分を褒めろ。

といったことが書いてあります。

 なぜ、計画を実行できないのか、誘惑に負けるのかなど書いてあり非常に勉強になります。

精神論ではなく医科学的に意思を強める方法も書いてあります。

 

でもなぁーこれ厚いんだよなー読み切れるかなー

と思ったらこれです。

 

5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)

5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)

 

 これまでの「成功本」は書いた本人が成功しただけのことで、万人に当てはまらない。

とばっさり。

脳は面倒くさいと思ったことはやらない。いやだと思ったこともやらない。

だから、脳をやる気にさせるにはこの2つをクリアしなければならない。

そのためには「とりあえず5分やろう」と思えばいい。

つまりは、脳が「まぁやってもいいかなぁ。そんなに複雑じゃないし」と判断すればこっちのもの。

脳はやり始めたらようやくやる気を出してくれるので、気づいたら5分以上経っていて目標を達成!ってこともあるかも。

夢を忘れないで、動き続けられた人が成功するんだよ、ということが書いてあります。

 

夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。

という言葉を残した人はだれだったかなぁ。