あすなろ三三七拍子
1話2話を観ておらず3話の後半だけを観ました。
なぜか。
CMでスピッツの「愛のことば」が流れたからです。
スピッツの名曲が主題歌のドラマなんてイイものに違いない!
とスピッツ信者の思考回路をはたらかせたからです。
次回も観ようと思いました。
単にスピッツが聴きたいからではなくて、話が心に残ったから。
特に西田敏行のセリフです。
「応援とは本来エゴです。頑張っている者にさらに頑張れと言っているのだから。それゆえに応援する者は頑張らねばならんのです」
といったニュアンスでした。
応援はエゴ。
そのエゴをエゴで終わらせないために、応援される者以上に努力をする。
自分が頑張れば、今ツラい思いをしている人の勇気に少しでもなるのではないか。
今までざっくりとこのように考えていたので、はっきりと言葉にしてもらえてうれしかったというか共感したというか後ろ盾になったというか。
でもね、頑張りすぎるとね「私がこんなに頑張っているんだから、あなたも頑張って当然でしょ」っていうエゴにまた戻ると思うんです。
押しつけになってしまう。
たまにこういう人がいますね。
自分がいかに努力をしてきたか、大変だったか、しんどかったか、その結果何を得られたかを雄弁に語って「だからあなたも頑張って!」ってまとめる人。
励ますよりも自慢話に重点を置いてしまう人。
あなたが本当に努力して乗り越えた人なら、自分で語らなくても大丈夫だよと言ってあげたいです。
そういうのって伝わってしまうものだから。
実るほど頭の下がる稲穂かな
この言葉を忘れないでいきたいですね。
卑下ではなく謙虚。
応援って実は相当の頑張りと謙虚さが必要なんですね。