読んだ
- 作者: 高野和明
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: 単行本
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一気に読んだ。
読んでいくうちに、空白だったパズルのピースが当てはまっていって
ええええ?!!そうきた?!
と驚かされたり、とハラハラドキドキ。
でも、ね。
やっぱ戦争のシーンはえぐいわ。
文字にするとなおさらね。
だからこその人間の愚かさや戦争の悲惨さが伝わるんだろうけど
絶望するよね。
人間どうにかなんねぇかなって。
ハイズマン博士にルーベンスが
「生きていてくれてありがとう」
っていうニュアンスの感情を持つシーンがあるんだけど
そこがジーンときた。
生きて、命を守ってくれて、ありがとう。
そうか。
歴史って死者の積み重ねだけど
生きているものの積み重ねなんだよね。
って改めて思った。
ダンブラウンの本が好きな人には
この本おすすめだな。
知らなかった世界が広がってるっていうジャンルで。