そんなに考えなくてもいいと思う

しかし、考えることをやめられない。今の目標は、考え過ぎて動けないから動きながら考えるへのチェンジです。

祭りじゃ

ここ4日間創業祭という戦場を体験してきました。
さすが、祭りというだけあって欲にまみれた人間がわらわらと集まってきました。
そんな中、社員もパートもバイトもみんなへろへろで
最終日の日曜は、接客業にもかかわらず、笑顔が少なかったです。
しかし、ちょっと裏に隠れれば
疲れのせいでみんなテンションがおかしく
これが祭りか、としみじみ思わずには居られませんでした。
 
1日目
事務所にて。
パートA「私が呼んでも全然店長来てくれない。放置プレイよ」
社員B「Aさん、放置プレイ好きですか?」
パートA「それが好きなのは、社員Cさんでしょ。ね、ちゃえんさん」
私「?! 私に振らないでくださいっ!」
社員B「ちゃえんさん、何プレイが好きですか?」
私「(金を数えながら)…セクハラで訴えますよー」
社員B「あーそれはまずいわー」
社員D「俺なら、訴えられても最高裁まで争いますがね!」
なぜ、そこをドヤ顔で言うのか。
もはや、会話がカオス。
 
2日目
事務所にて。
社員Bが突然、猪木のモノマネを始める。
B「元気ですかー?!」
そう私に尋ねるので、私はまっすぐ彼を見て言った。
 
「いいえ。元気ではありません」
 
彼はおそらく次に言うはずであっただろう
「元気があればなんでもできる」という言葉を飲み込み
「そうですか・・・元気ないですよね」と労わりの言葉を述べた。
私はむしろあなたが心配です。
 
3日目
社員Bが突然私を下の名前で呼び始めた。
だから、私も彼を下の名前で呼ぶことにした。
42歳妻子持ちとのアバンチュールに身を焦がすしかないようだ。
 
4日目
青果の人と客からの無理難題に四苦八苦する。
青果の人があまりに不器用で失敗を繰り返すので
悪いと思いながらも笑ってしまう。
疲れでリミッターが壊れているので、笑いが止まらない。
笑い続ける私。
その笑い声が虚しく響く。
 
あぁ、私は疲れているのだ、と実感した瞬間。
 
 
そんな創業祭が終わり
昨日は、疲れ果てて帰ったらすぐに扇風機の前で体育座りをして膝に顔をうずめておりました。
無になりたかったのでしょう。
今日は、ブラブラと本屋をうろつきました。
何もかもが嫌で逃げ出したくて
何をしても楽しくなくて
明日のことを考えると憂鬱
という日々では
買いたいと思う本には出会えませんでした。
何を言われても何も響かない。
でも、今日はふと、手に取った本がきらっと私の心を明るくしてくれました。
私は回復しているのでしょう。
何かに「いいな」と思える心は、無意識に前を向いて歩こうとしている証なのでしょう。
 
お盆休み禁止と言われた8月の始まりです。