レポートレポート
テストはあと一つ〜
でも、レポートはあと6つ〜♪
終わるのか〜
いや、終わらせるさ〜
だって、楽しい春休みのため〜
例えるなら「フジヤマ」みたいな小説。
「山」がいくつもあって、スピードがあって、それでいて最後は気持ちいい。
でも、考えさせられる(これはフジヤマ関係ないか)
人間は人間を大量に殺します。
他の種は殺さないのに人間だけ、ってよく聞きます。
でも、それは間違っていると思います。
人間は「人間」を大量に殺していないんです。
大量に殺している場合は、「人間」と認識していないからなんです。
戦争で人を殺すとき
敵が人間だと思っていたら
兵士は殺すのをためらい
殺したとしても罪悪感で次は殺せない。
自分のやったことの罪深さに耐え切れず精神を壊してゆく。
「人間」って思っていたら大量に殺せないんです。
だから、戦争では相手を家畜呼ばわりして、人間から遠ざけ、「人間」ではなくしていく。
そうしたら、ほぅら。
自分が殺しているのは「人間」ではない。
だから、罪を感じることはない。
他人から見ればそれは「人間」を殺していることに変わりないんだけど
本人には「人間」を殺しているつもりはない。
こういう段階を踏まないと、人間は人間を大量には殺すなんてできないんですよ。
以前から考えていた「人間が人間を殺すとはどういうことか」に
ひとつの答えのようなものが出ました。
いえ。以前から出ていたんですけど裏づけされたというか。
・・・小説で裏付けもおかしいですね。
これを読んで
人間が怖くなりましたが
それでも私は人間が好きなんだと思いました。